ヒカルがウタエルに曲発注。ただしリミット3時間、ギャラ100万円!
コミカルでシニカルなセンスが光る作曲YouTuberウタエル。その才能を試してみようと、ヒカルがたった3時間で1曲作って欲しいと依頼した。破格のギャラ100万円だが、それを受け取る相手は・・・(ネタバレ注意)
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名曲完成?天才ウタエルに突然100万円渡して「3時間で1曲作って」と言った結果…
▲「ヒカルチャンネル」2019/03/20公開動画より
ヒカルが引き出すウタエルの力。それに応えられるのか
ウタエルを自宅に呼び出したヒカルは、カルXピンの新曲制作を依頼しようと目論んでいた。ギャラは100万円。ただし制作時間は今から3時間。かなり苛酷な条件だ。
リビングでは何も知らないウタエルが食事をしてくつろいでいる。前回の紹介記事(記事の最後にリンクあり)に続き、ウタエルが登場してリアクションの見られる貴重な回だ。
ウタエルの高い対応能力の裏側にある、努力とセンス
カメラが回っていることに気づいたウタエルは、慌てて仮面をつけて正座した。異様な仮面スタイルでも、律儀で控えめ。そして3時間での曲づくりも、100万円の威力によってひとつ返事で引き受けた。どうやら新曲の構想は持っていたようだ。これも週3本の新曲動画を上げ続けている訓練のたまものだろう。
そんなウタエルでも、最初は曲のストックどころか、ネタにさえ困っていたという。2017年に作られた曲「明日のネタがない」は、そのときの気持ちを綴ったもの。自虐ネタだというが、それを乗り越え、今は周りのYouTuberをネタに実績を積み上げている。ディスりながらもリスペクトする曲で、確固たるポジションを築いたのだ。
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【底辺ユーチューバーあるある】明日のネタがない 歌:ウタエル
▲「ウタエルチャンネル」 2017/07/14公開動画より
3時間で作ったとは思えない、心に響く作品の誕生
約束通り、デモ音源が完成した。荒削りでも心に響く仕上がりは、3時間仕上げとは思えないクオリティだ。曲調は切ない泣ける系で、じんわりと胸に響く。Bメロから溜めに溜めて盛り上がり、サビで一気に放出するカタルシス。ウタエルらしいインパクトあるサビは、歯切れのいい語感もクセになる。
全体を彩っているのは、切ない曲調に相反するコミカルな歌詞。このミスマッチが曲の印象を強めているのだ。サビが耳から離れず口ずさんでしまう、そんな心地よさを覚えてしまった。
▲「ヒカルチャンネル」2019/03/20公開動画より引用 3時間以内に曲を仕上げる
完成版をめざす結果に感動。でも100万円はシバターのもの?
ヒカルからOKの出たデモ音源は、2番をつけてもっと過激に攻めた完成版を目指すことになった。だが100万円はまたしてもウタエルの手には渡らず、師匠シバターに搾取されることになる。何の報酬も渡さないのは、さすがにゲスすぎやしないだろうか。
この記事の最後は、カルXピンに2曲提供した後の気持ちを歌ったウタエルの曲を紹介して締めたい。楽屋裏の暴挙と自虐ネタだが、それでも愛に溢れているのが切ない。どうかウタエルに幸あれ。
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ヒカルに提供した2曲のギャラについてヒカルとシバターに言いたいこと 替え歌
▲ウタエルチャンネルより 2019/02/27公開動画より
★ウタエルとプロデューサー・シバターの悲惨な契約関係についての記事は、こちらから↓
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