ポケットウィズの ピアノドッキリ。オドロキと感動をもう一度、早稲田卒業式イベント動画を振り返る!
ガチガチの挙動不審なオタクが、突然、超絶技巧もののピアノ演奏を始めたらどうなるか? 今回は、3人組のYouTuberポケットウィズが仕掛ける人気シリーズ、「もしもオタクが〇〇だったら」を紹介。今いちど神レベルのカッコ良さを振り返りたい。(ネタバレ注意)
▇ 今日の紹介動画 ▇
【卒業式ピアノドッキリ】もしもオタクがコンクール全国優勝者だったら。。(♪残酷な天使のテーゼ/piano performance in Graduation Ceremony)祝!新元号 令和
▲POCKET WIZ【ポケットウィズ】2019/04/01公開動画より
超人気、超感動、超驚愕シリーズ「もしもオタクが〇〇だったら」
大人気動画、「もしもオタクが〇〇だったら」シリーズ。実は色んなワザを持っているオタクスタイルの怪しいヤツが、持ちうる才能を炸裂しまくるシリーズだ。
この動画を作っているのは、おにさん、石丸、さとんの3人組YouTuber、ポケットウィズ。他にもドッキリや検証系の動画を上げているが、オタクシリーズの面白さはダントツだ。とにかく驚愕、そして感動。
今日はその中から動画再生数581万回(2019年6月現在)を誇る、卒業式編を紹介する。
今回の主役はかてぃん。怪しすぎるゲストオタク。
ポケットウィズの3人がやってきたのは、早稲田大学卒業式イベント会場。チェックシャツにバンダナのオタクスタイルが、セレモニー会場に全くそぐわず浮いている。
そしておにさんお決まりの雄叫び「オタク、カモーンヌ!!」の呼び声で登場したゲストは、またもやバンダナにリュックのオタク、かてぃん。アニオタぶりを発揮するかてぃんに、イベント主催者の顔が曇る。だがこのかてぃんこそが、今回の主役なのだ。
トップバッターおにさんがドッキリの空気を作り込む
最初はおにさんのピアニカ披露から始まる。つたない演奏で会場の空気を冷え込ませるのは、いつものお決まりだ。「あのオタク、大丈夫?」と心をユルユルにさせた頃、かてぃんにバトンタッチする。
会場がどよめく、新オタ・かてぃんの驚愕演奏
卒業生達は、2人目のオタク・かてぃんに冷たい視線を注ぐ。かてぃんは背中のリュックもおろさず、グランドピアノの前に腰を下ろした。
そして鍵盤を見つめ、右手を高々と上げる。次の瞬間、鍵盤の上を滑るような演奏が起こり、会場にどよめきが走った。沸き上がる拍手、ベートーベンの「喜びの歌」をクールで力強くアレンジした演奏に、卒業生たちは息を呑んだ。
オタクが2人に? 彼らの正体は・・・
1曲目が終わり、暗転する。暗闇に「残酷な天使のテーゼ」が流れ出す。灯りが付くと、グランドピアノにはもう一人チェックシャツのオタクが増えていた。オタク2人の見事なまでの連弾ヴァージョンだ。鍵盤と音を自在に操る奏者たち、カッコ良すぎて声も出ない。
もう1人のオタクは、ピアノ・ドッキリの元祖ピアノオタ、翔馬-Shoma-。れっきとしたピアニストである。ポケットウィズ動画の常連ゲストだ。
そして今回の主役・新オタのかてぃんも、プロの登竜門と言われるピティナ・ピアノ・コンペティション(PTNA)2018年特級グランプリ受賞者である。
彼ら2人の夢の競演、超絶技巧合戦が、オタクスタイルで繰り広げられる。これは何度観ても何度観ても、鳥肌ものの素晴らしさ。震えが止まらなくなるほどブラボーだ!
▲POCKET WIZ【ポケットウィズ】2019/04/01公開動画より引用。服装はヤバイが、奏者としては神レベル的にカッコいい奇跡のコラボ連弾
贅沢なカメラワークとTVのようなカット割り
2人のひと昔前のオタクスタイル、誰が見てもちょっとヤバい。そんな彼らが華麗でクールな演奏を展開する。この意表を突くのがオタクドッキリなのだ。人は見かけによらぬもの。見かけのギャップにより、驚きと感動がもっと膨らむ。
彼らのスゴさを動画で堪能できるのも、全方位から狙ったカメラワークとカット割りがあるからこそ。固定カメラ、手持ちカメラ数台の撮影で、ピアノの鍵盤寄り、演奏のサイド、バック、会場全景など、さまざまな角度から観ることができる。
またTV番組のようなカット割りが、演奏をダイナミックに楽しませてくれる。
これは本当に贅沢だ。ぜひ繰り返し観ていただきたい。
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